サンドウィッチマン、M−1優勝!

コンビ結成10年以内の漫才No.1決定戦『M-1グランプリ2007』が23日(日)に決勝を迎え、サンドウィッチマンが史上初の敗者復活組からの優勝を決め、優勝賞金1000万円と“漫才日本一”の称号を手に入れた。国籍、年齢、性別不問。7回目の今年は過去最高の4239組が参加し史上最大の笑いの祭典に。“常連組”の笑い飯、POISON GIRL BAND、千鳥、初の決勝進出となったダイアン、ハリセンボン、ザブングルの3組はファイナルで敗退。最終決戦は6年ぶりの決勝進出で話題を呼んだキングコング、2年連続決勝進出のトータルテンボス、敗者復活組のサンドウィッチマンの3組で争われた。また審査員には新顔として、大会委員長の島田紳助が自らお願いしたという上沼恵美子とオール巨人の大御所2名が参加。去就が注目されていた中田カウスが今年も名を連ね、去年審査員を務めた島田洋七は吉本興業退社の影響か今年は外れた。審査員はほかに松本人志、ラサール石井、大竹まことの7名。また同日正午より東京・大井競馬場で行われた敗者復活戦には、麒麟、オリエンタルラジオらも参加、観客5000人を動員した。

サンドウィッチマン、M−1優勝までの軌跡

サンドウィッチマンはツッコミの伊達みきお(だてみきお)とボケの富澤たけし(とみざわたけし)の2人組。サンドウィッチマンは高校時代のラグビー部で知り合う。お笑い芸人になりたかった富澤は当初は別の相方と組んでいたが、本来は伊達と組みたいと考えていた。しかし伊達は就職していた為、退職を待って二人で上京。 サンドウィッチマン本人達はネタ以外ではボケ、ツッコミの役割分担は気にしていないため、フリートークでは自由なポジションで対応している。 サンドウィッチマンは元々はホリプロに所属しており、当時はトリオだった。 敗者復活枠から勝ち抜き、2007年M-1グランプリで優勝(敗者復活枠からの優勝はこれが初めてとなる)。

サンドウィッチマン、それぞれの経歴

サンドウィッチマンのツッコミの伊達はパワフルな突っこみはプロの間で定評がある。宮城県仙台市出身。身長170cm。体重88kg。趣味は野球を始めとするスポーツ。ヤクザのような外見をしているため、ネタの中でも「どこの組の方ですか?」「出所祝いですか?」などとしばしば使用されている(実際、歌舞伎町を歩いていたら本物のヤクザに「大久保さんですよね?!」と組の偉い人に間違われた事がある)。 漫画「史上最強の弟子ケンイチ」に登場する柔道家「宇喜田孝造」に容貌が似ている。同作の作者松江名俊に、「(実写版の製作が決定した際は)宇喜田孝造役として抜擢されるのでは」と言わしめている。 仙台藩家臣で一家の家格をもっていた大條氏嫡流で明治期に伊達姓に復姓した家の出である。 サンドウィッチマンのボケの富澤はネタ作りも担当している。東京都生まれ宮城県仙台市育ち。身長170cm。体重76kg。趣味はTVゲーム、ワールドサッカー観戦。言葉の勘違いをするネタや伊達の体型をいじるネタが多い。また、「ちょっと何言ってるかわかんないですね」と言うネタもあり、伊達が「なんで何言ってるかわからないんだ」とつっこむ。

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